にじのうら
 
1.魔法のうら
どうせ僕なんか
あの橋を渡れないだろう
途中まで渡った所で
あっけなく崩れ落ちてしまう
なんか良い方法は無いかなあ
あ、空飛んで行けばいい
でも空を飛ぶには機械がいるなあ
それに僕は操縦なんか出来ない
自転車にプロペラつけてみるってのはどう?
ほら、こないだテレビでコンテストしてたような
でもあんな技術僕にはないし、
それにもし落ちてしまったら命を失ってしまう

川を下って行けばいい
「明日は大雨になる恐れがあります」
ああ、明日から大雨みたい
出るのは明後日にしよう
「明後日、金曜日になりますと雪が降る台風のような・・・」
台風だって?
その前にまずイカダ作る材料集めなくちゃ

それだけの価値が橋の向こうにあるんだろうか
眠る前に思いつきでワクワクしてしまって
「よし旅に出よう」なんて、身の程も知らずにさ
無理なんだ僕には
今までも何もしてこなかったし、
ずっとずっと何もしてこなかったよなあ
ただただ年をとっていっただけさ・・・
でも本当の旅に出れる人間なんか一部の人だけでしょ?
それに僕は弱いし、心配性だし、
だから ね

覚悟だって出来ないよ
でもやっぱり一番の決め手は
今の生活に満足してるって事かな
うん、これこれ、これに限るよ
だって今に満足していてなんで旅に出る必要があるっていうの?
ゆっくり寝れるし、毎日辛くはないし、
うーん、そうだ、決めた、旅なんかでないぞ
うん・・・ 僕 はここにいる
ずっと ずーっと ここにいる

 
2.バレンタインのうら
ギッタンバッコン 上がったり下がったり
滑稽な僕の心侵した 夢の意味を 教えて 教えて
どこへ向かおう 何を探し 何が好きか 何の為の僕だとか Yeah Yeah
探して探して 辿り着いた階段を上り 街見下ろし 最後の景気 味気ないな

心の信号機 黄色に点滅 僕を必要として欲しかった
心の信号機 赤色停止 さよなら世界 僕は死ぬんだ

あの世界は美しかった 僕のシーソー見てくれてた?
目を覚ました夢の跡を 歩くくらいなら

心の信号機 黄色に点滅 僕を必要として欲しかった
心の信号機 赤色停止 さよなら世界 僕は死ぬんだ

ギッタンバッコン 続けられたら
ずっと ずっと 続けられたら
意味を考えたりとかせず ただただ
ずっと ずっと

 
3.シャドウのうら
塞ぎ込んで
「なんだか気乗りしないな」
こんな日が続いて ああ 続いてるよ
( today is bad day. unhappy everyday.)
鳴らない電話の充電あるのかすら怪しい
僕はね ああ 僕はね 切れてしまった

ああ 情けないな ほんと
ああ 情けないな
僕の明日には何が待ってる?
ハズレくじしか用意されてない
それでも僕は生きとかないといけないのですか

暗がりが落ち着く

ああ 情けないな ほんと
ああ 情けないな

 
4.青年と青い海のうら
sad morning
今日が始まったよ
too late
少し遅く起きすぎたね
でも今日もする事がない
毎朝出落ち 僕の人生
さあてそれでは二度寝しましょうか

夢の中で僕は
青い海眺めて
静かな波の音が
優しいメロディに

はっ 起きたくないのに起きてしまった
寝るのは限界 身体が限界
ああもっかい眠れないかな
僕をあの海に帰して
起きてる意味は no no no
生活の意味も no no no
やる気が起きない yeah yeah yeah
生きてる意味はなに?

現実で僕は
何にもないから
もう一度眠ろう
何度でも眠ろう

sad night
今日が終わったみたいだ

 
5.グレーのうら
生まれた時はきっと、みんなを笑顔に変えてたし、
清々しい快晴で、曇り空一つなかった
すくすく育ってはしゃぎまわった あの日の公園
今じゃもう集合住宅街に変わってた
みんなで行ったデパート、屋上まで階段であがる
それが今じゃエレベーター、自動的に頂上に登る
屋上に上がったら遊具が小さくみえました
空は今にも泣きそうで 傘がない事、思い出した
こんな平凡な僕に、何にもできることなんてない
せいぜい、寝て起きて飯食って、働いて食ってすぐ寝る
ザァザァ雨が降ってきた みんな迎えがやってきた
僕は一人で待っている 屋上で何かが起こるのを

死ぬ時はきっと、一人で後悔するんだ
考えたら雨が強くなった 誰もいない屋上
さぁさぁ閉店の時間だ、出ろ出ろ お前が帰らなきゃ
俺らは帰れないんだ はやく家に帰りたいんだ
僕は帰る場所がない でもここも居場所じゃない
ではでは どこにいけばいい フラフラ街をさまよう
おかえり なんて言葉は 絶滅したんじゃないのか
明るい家をみた時、僕は駆け出した

ずぶ濡れになった僕を温めてくれる人はいない
家に帰ったら洗濯、部屋干し、除湿機で乾燥
柔軟剤の香りが部屋をうめつくすだろう
それが僕の毎日 やめない雨だってあるんだ

 
6.balloonのうら
あの頃よかったなあ
そんな事さえ思う暇もない
あの頃探してた事
いつのまにかどうでもよくなって

愛する人の名前も
大好きだったあの曲のメロディも忘れて
いつものベンチに座って
味の分からない食事にしよう

愛する人の名前も
大好きだったあの曲のメロディも忘れて
いつものベンチに座って
味の分からない食事にしよう